ハンドメイド販売にとって“売れる写真”とは?伝わる写真撮影のコツ!

HANDMADE

ハンドメイドでの作品販売をしている作家さんの中で、写真ってどんな風に撮影すればいいのか? と悩まれた経験がある方なんとなくこんな感じかな?として撮影されている方がいらっしゃるのではないでしょうか。写真を通じて伝えたい目的を持っているかどうかで、販売に大きな影響を与えてしまいます。

この記事では、ハンドメイド作品での写真の役割とその方法論について、お伝えしていきます。

この記事を読んでいただくことでminne(ミンネ)やCreema(クリーマ)といったハンドメイド販売サイトや自身のInstagramやTwtteerなどのSNSで作品を紹介する際に、目的を持って紹介することができるようになります。

前提として

ハンドメイド販売における写真は販売サイトに掲載する上でも必須のため、他の作家さんの写真と見比べながらこんな感じかな。などで撮影されている方も多いと思いますが、そもそも写真を通じて、どんな情報を発信すべきなのでしょうか?

その答えは、写真を見たお客さんに“欲しい。と思っていただくこと。すなわち、お客さんへの共感を生むことなんです。

共感とは

他人の気持ちや感じ方に自分を同調させる資質や力を意味する。すなわち,他人の感情や経験を,あたかも自分自身のこととして考え感じ理解し,それと同調したり共有したりするということである。その結果,ヒトは他人のことをより深く理解することができる。

引用:コトバンク(https://kotobank.jp/word/%E5%85%B1%E6%84%9F-477908)より

もう少し内容を紐解くと、お客さんが写真を通じて見てもらった自分の作品に対して“自分ごと”のアイテムとして捉えてもらえるかどうか。可愛いやかっこいい作品だな。という感情だけではなく、この作品を身につけて出掛けてる様子や、作品が手もとに渡った時にどんな感情を抱くか。などお客さんがその作品を手にした時の様子をどれだけ具体的にイメージできるかが非常に重要なんです。

この点を意識して、次の章からは具体的な写真のポイントをご紹介していきます。

撮影のポイント

写真撮影のポイントについて、上達ステップとして初心者、中級者、上級者の3つのステップに分けてご紹介していきます。

撮影テクニック【初心者編】

〜まずは白い背景で撮影〜

ご自宅での撮影であれば、白い背景紙や布を使って、窓の近くなど自然光を使用して撮影しましょう。背景紙がなければ、コピー用紙を数枚重ねて、透けないような形で代用いただいてもOKです。

ここでは、作品に対してのストーリーというよりは、まずは自分自身の作品を美しく伝えることで、お客さんに魅力を訴求することに重きをおきましょう。

また、他の作品でも同様に白い背景を使用することで、他の作品も含めた全体のバランスが取れるため、より魅力を訴求することができます。

撮影のアングルについては、

作品全体の形を強調したい場合:真上からのアングル

作品の立体感を出したい場合:斜めからのアングル

で作品の中身によって撮影アングルの使い分けをオススメします。撮影機材については、スマホで十分です。特に小さなアクセサリー類の小物については、接写での近距離撮影がスマホは得意なので、スマートフォンの焦点だけブレがないように注意して撮影しましょう。

撮影テクニック【中級者編】

〜作品にあった背景で撮影〜

アクセサリーに使用したパーツや、什器を使った飾りつけを行うことで、作品の魅力度がアップします。

撮影ポイント:作品作りに使用したアイテムを並べることで、素材感の引き立たせることができ、作品の世界観を伝えることができます!

撮影ポイント:アクセサリートレーやケースに飾った様子で紹介することで、作品のサイズ感を連想しやすくなることができます!

撮影テクニック【上級者編】

〜作品にあったコンビネーションで撮影〜

販売したい商品に対して、作品を見ていただいた方により使用シーンを具体的にイメージできるように、実際にその作品を身につけている様子や、使用シーンを想定した写真を撮影しましょう!

撮影ポイント:アクセサリー作品であれば、実際に身につけている写真を使用することで、つけた時のサイズ感や洋服とのイメージを連想していただき易くなります

撮影ポイント:布バッグなどのアイテムであれば、どんなシーンで使って欲しいか、どれくらいの量が入りそうか、写真で伝えることでより買い物やお出かけなどお客さんの日常シーンを想定してもらいやすくなります!

そのほかの撮影アイテム

〜撮影ボックスを使う〜

撮影ボックスを使用すると、ご自宅で背景を作り込んで撮影する場合が難しい方でも、より綺麗な作品写真を撮影することができます!一度、検討してみてはいかがでしょうか。

撮影ボックスとは:立方体や直方体の箱の上部にLEDライトが付いた撮影機材の一つで。被写体へ綺麗に照らして撮影することができます。コンパクトで机の上に収まるタイプのものも。

まとめ

作品を撮影する際は、見てくれたお客さん側へ、どういった感情を持ってもらいたいか。より自分ごとのアイテムとして、作品の情報を届けることができるかが非常に重要なポイントです。

作家さんごとで撮影できる環境は、それぞれなので、自分にあったスタイルで写真撮影を実施してみてください。見ていただく方の立場に立って、情報を発信することで、ご自身の作品の魅力を効果的に発信することができます!

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