【ハンドメイドのデザイン解剖学】あのデザインって、なぜ可愛いの?

HANDMADE

ハンドメイドでアクセサリーや縫い物など、ご自身の作品を作っている方へ。作品作りでは“どんな形で”、“どんな素材で”作るのかというデザインが非常に大事です。

この記事では、あの人気作家さんのデザインって、なぜおしゃれ、可愛いのか?というポイントを分解して、ご紹介していきたいと思います。

ぜひ、ご自身の作品作りに向けたデザインのポイントとしてみていただければと思います。

大前提としてですが、作品の盗用はNGとなります。あくまでのこの記事では、人気作家さんの作品作りのアプローチ方法を個人的なポイント見解として、ご紹介させていただくものとなります。

今回は、北欧柄のポップなイラストと作品の温もりを感じることができるプラバン(プラ板)アクセサリーや焼き物デザインを展開しているKurogoma.さんのご紹介させていただきます。

Kurogoma.さんとは?

北欧柄のデザインを中心に、オシャレなプラ板アイテムやお皿のデザインなど多数の作品を作っている作り手さんで、書籍「プラバンでかわいい 北欧風手作りアクセサリー」などハンドメイド書籍の監修もてがてている方なんです。

イラストのポイントは?

北欧柄のデザインを中心に作品展開しています。そもそも北欧デザインとは、デンマークやスウェーデン、フィンランド、ノルウェーなどの北欧諸国から発信されたデザインのことを意味します。

Kurogoma.さんの場合は、草花や木々をモチーフにイラスト展開されており、その中でも、いつくかのパターンでイラストを構成されています。

イラストの構成ポイント:

  • 一輪(茎から花びら)をを全面に使用
  • 花(花びら)や木々、葉っぱのデザインを複製して、一定のパターンで並べて配置
  • 手書きのイラストでで作り感のある温かみ

アレンジとして、並び方のパターンを平行に整列しているものもあれば、花びらのデザインを輪っか状に並べて、配置パターンにもアレンジを加えています。

作品の温かみって?

Kurogoma.さんの作る作品は、どれも“温かみ”を感じますよね。

作品から感じる温かみを作る構成要素は、“形のライン”なんです。

イラストのデザインを手書きで行うことで、デザインの中に直線の要素がほとんどないんです。特にプラバンでの作品作りの場合は、どうしても焼く際に縮んでしまい不規則な形になってしまうため、あらかじめ手書きのイラストを使うことで不規則な形をメリットにして、作品の温かみ作り出しているのも特徴です。

Kurogoma.さんの作品では、ほとんど直線要素がないですよね。

デザイン要素のまとめ

今回は、Kurogoma.さんの魅力的な作品を、デザイン視点で考察させていただき、主な要素は3点となります。

  • 北欧柄を基調に、花や木々など植物をデザインのモチーフに
  • レイアウトは、花一輪を全体に使用したり、花びらなどパーツを複数のパターンで配置
  • 手書きによるイラストで、曲線で構成することで“温かみ”を生み出す

何を作るか、作る材料による特性も加味して、今後の作品作りに役立ててみてはいかがでしょうか。

また、Kurogoma.さんの素敵な作品たちは、こちらからご覧いただけます!

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